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http://hdl.handle.net/11665/2819
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タイトル: | ハイブリッド手術室における腹部大動脈瘤の治療 |
著者: | 脇山, 英丘 |
キーワード: | 腹部大動脈瘤 EVAR (endo-vascular arterial repair) ハイブリッド手術室 インターベンショナルラジオグラフィー 開腹術 手術室 治療成績 人工血管移植 ステントグラフト内挿術 |
発行日: | 2017年3月 |
出版者: | 地方独立行政法人 加古川市民病院機構 |
引用: | 加古川市民病院機構学術誌(2189-1567)6巻 Page22-25(2017.03) |
抄録: | 腹部大動脈瘤の治療には従来開腹による人工血管置換術が行われてきた。わが国では平成18年より腹部ステントグラフト(EVAR)使用が薬事承認されその低侵襲性から急速に普及している。当科では前身の加古川東市民病院において平成21年にEVARを導入し、以来手術件数が150例を超えた。昨年開設された加古川中央市民病院にはハイブリッド手術室が導入された。EVARは開腹手術に比べて手術時間や輸血量が有意に少なく、手術後の入院期間は短かった。高齢者や呼吸・循環器疾患を有する症例にはその低侵襲性が有利に発揮される。反面、エンドリークや瘤の再拡大に対する再治療や再手術など開腹手術では経験しない術後遠隔期合併症が起こり得る。またEVARは乗り切っても術後早期に既存の心不全や悪性腫瘍による死亡症例を経験した。著しく進歩するデバイスの特性を理解し、適切な患者選択を行うことが手術成績の向上に必須である。ハイブリッド手術室では造影剤の使用削減や照射時間の短縮が期待できる。(著者抄録) |
URI: | http://hdl.handle.net/11665/2819 |
ISSN: | 2189-1567 |
出現コレクション: | 6巻 2017
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