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http://hdl.handle.net/11665/3051
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| タイトル: | 乳癌既発症者への保険適用BRCA1/2遺伝子検査の体制整備 |
| 著者: | 森永, 尚子 |
| キーワード: | 意思決定
乳房腫瘍
BRCA1遺伝子
遺伝学的検査
BRCA2遺伝子
保険適用範囲
遺伝性乳癌卵巣癌症候群 |
| 発行日: | 2022年8月31日 |
| 出版者: | 地方独立行政法人 加古川市民病院機構 |
| 引用: | 加古川市民病院機構学術誌(2189-1567)11巻 Page18-21(2022.08) |
| シリーズ番号/レポート番号: | ;11 |
| 抄録: | 2020年4月より乳癌既発症者の一部でBRCA1/2遺伝子検査が保険適用となったことを受け、遺伝学的検査の院内体制の整備を行った。乳腺外科医師、がん看護専門看護師、外来看護師、認定遺伝カウンセラー、医師事務作業補助者、医事課職員で定期的に検討の機会を持ち、各職種の役割を明確にして2020年7月より運用を開始した。運用開始後の1年間で167名に対して検査説明を行い、そのうち157名(94%)が受検に関する意思決定支援を希望した。支援の結果、85名(54%)が遺伝学的検査を受け、72名(46%)が検査を受けないという意思決定を行った。検査を実施した85名のうち12名(14%)が陽性となり、遺伝外来と連携してフォローアップを行っている。今後の課題としては、検査対象者が多いため動画説明の併用など意思決定支援の在り方の再検討が挙げられる。また遺伝外来だけでなく乳腺外科チーム全体での病的バリアント保有者に対するサポート体制の整備が課題である。(著者抄録) |
| URI: | http://hdl.handle.net/11665/3051 |
| ISSN: | 2189-1567 |
| 出現コレクション: | 11巻 2022
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